弘前大会にオンライン参加 2022.7.7
2022年度 東北六県商工会議所女性会連合会総会 弘前大会
2022年7月7日、青森県弘前市のフォルトーナを会場に、参集は一部の方に限定し、オンラインを併用するハイブリット形式にて開催されました。東北六県下45商工会議所女性会の代表を務める我が佐藤万里子会長は参集し、今回は「和顔愛語(わがんあいご)~女性の笑顔で東北にパワーを~」をテーマに会員大会がスタートしました。
女性会の歌斉唱のところでは、青森女性会のメンバーが手話で参加され、情報の共有をバリアフリー化していこうとする意気込みを感じる事ができました。また、会員大会で最も盛り上がる「各女性会紹介」は、今回は事前に準備した写真や動画を紹介するというもので、当仙台女性会は写真での参加でした。中には、限られた時間に“元気・笑顔・パワー”の熱い思いをPRする単会もあり、一瞬のうちに会場中が笑顔になるいつもの大会への懐かしさがこみ上げてきました。
大会の目玉でもある講演会の講師は、八戸学院大学短期大学部客員教授で、青森県三村知事の奥様でいらっしゃる三村三千代氏でした。演題は『紫式部と清少納言~平安時代の女性の生き方』で、皆さんがよく知っている古典文学に焦点を当て、とても聞きやすい語り口で1000年も前の時代にグイグイと私達をタイムトリップさせてくれました。
画面に映し出される三村三千代氏の笑顔は、まさしく和願愛語。カメラの向こう側の500名もの女性達の笑顔の連鎖が想像出来るようでした。「人は生きる時代を選ぶことは出来ない。それぞれに与えられた時代を一生懸命生き、先の時代を切り拓いていく。」という言葉が印象的でした。紫式部や清少納言が今を生きる私達となんら変わらぬ女性なのだと、とても身近に感じる講話でした。
参加:会議所参集9名 オンライン4名
寄稿:医療法人社団 裕歯会 わくわくモリモリ保育所 所長 猪股 佳子