自分の本心に本気になる!~女性経営者公開講演会in古川~ 2023.11.15

古川商工会議所女性会主管 若手後継者育成事業 女性経営者公開講演会

秋は、宮城県の各女性会が主管する「女性経営者公開講演会」が目白押し。

今回は、古川商工会議所女性会が主管する講演会に行ってまいりました。

講師は、古川学園高等学校女子バレーボール部監督 岡崎典生氏。

「個性を育む」と題して、全国的にも強豪であるバレーボール部の監督として、どのように選手たちを育て、成果を出しているのかを情熱をこめてお話くださいました。

数々の実績を積み上げられ、2022年は、栃木国体優勝・春高バレー優勝で二冠を達成、2023年は春高バレーで優勝という偉業を達成されている岡崎監督。

古川学園には、1991年にコーチとして赴任され、2001年から監督をされていらっしゃるので、20年以上にわたり、選手たちの成長に日々向き合っておられます。

お話の中には、岡崎監督の信念にあふれた言葉が数多く散りばめられていました。

「リーダーの本気が、伝わる。先入観や固定観念に縛られず、自分の本心に本気になることが重要である」という言葉が印象に残っています。本気を磨き続けるために、指導者自身が自分の殻を破り、自分をこわして新しく作り直していくことが大事で、監督も常に意識されていらっしゃるそうです。

古川学園のバレー部は海外からも選手が入学・入部するチームですが、多様性の重要性についてもお話されていました。同質性の強いところに、異質なものが入ると、緊張感が生まれ、違うことが当然であるために気を遣わずに本音で話していくことができる、という経験もされてきたそうです。

古川学園の練習時間は、他の強豪チームと比較してそれほど長いわけではないそうですが、成果は「やるべき時にやるべきことをやる」ことで出すことができると力強く教えてくださいました。

女性は正直で働き者が多く、粘り強く、我慢強い。長く確実に成果を出すことができると感じていると、長く女子バレー部の生徒たちを指導する中で感じられてきた特性を捉えたあたたかいメッセージもいただきました。

監督のぶれない信条が伝わってくるご講演中に、時折見せてくださる笑顔が印象的でした。

リーダーとして「自分の本心に本気になる」を忘れずに前進し続けようと決意するお話でした。

参加:43名(仙台4名)

寄稿:副会長 株式会社ユーメディア 取締役 今野彩子

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