トークあり歌ありの女優高泉淳子氏講演会 2022.09.21

古川商工会議所女性会主管「女性経営者公開講演会」 

若手後継者等育成事業の一環として、役者、劇作家、演出家(おおさき宝大使 みやぎ絆大使)の高泉淳子さんの講演会が古川で開催されました。

高泉さんは古川ご出身で東京を拠点に演劇活動をされています。東日本大震災後は、地元古川で、音楽が聞こえる都市(まち)づくりとして「恋する秋の音楽祭」を毎年開催したり、話し方のワークショップを開いたり、地元の皆さんとの交流を大切にされています。

この度は「夢見る頃の少女の気持ちで」と題しての講演で、少女時代、ご家族のこと、舞台へのこだわり、役者さん達のこと、故郷に対する想いなど、様々なエピソードをお伺いすることができました。

表情豊か。とても気さくな方でした。

小学生の頃、近所のお豆腐屋さんに出会い、その仕事ぶりを格好いい、なりたいと思ったそう。今やっている演劇はまるでお豆腐屋さんのようなものだと話します。つまり全てにこだわり、自ら細かく関わって作り上げていくこと、直に観客と触れ合うことにやりがい、生きがいを感じるそうです。

「役者だけでなく、人は生まれた時から表現している。うまい下手ではない。とにかく丁寧に気持ちを込めて話すこと。」

「人は本来、好きなもの、こうなりたいものは年をとっても変わらない。その道のりで誰かに出会う。出会いを大切にしてほしい。」高泉さんの言葉に勇気をもらいました。

講演会後にご自身の舞台での人気キャラクターに扮してトークしたり、歌を披露したり、会場はとても盛り上がりました。

講演会の後、ご自身の舞台での人気キャラクター「宇野千代子」に扮してのサプライズトークで会場は盛り上がりました。(欲を言えば「山田のぼる」少年も見たかったです)
素敵な歌もご披露下さいました。

少女の頃の夢を叶えて、今なお演劇界をけん引している高泉さんは本当にきらきらして素敵な人でした。

東日本大震災後、古川で毎年音楽祭を開催されています。ぜひ足を運んでみて下さい。

また、この講演会は県内の会員達の再会の場でもあり、久しぶりに懇親を深めることができました。

会場:古川 グランド平成

参加人数:当会より6名

寄稿:総務広報委員会 宮城塩業㈱ 代表取締役 藤居法子

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