~琵琶湖の恩恵と「光る君へ」を堪能した滋賀全国大会【委員会事業編】~ 2024.11.7-8
2日目は、全国大会の記念講演で石山寺の鷲尾龍華(りゅうげ)座主より「源氏物語」との関わりのお話を聞いた後という、とてもタイムリーなタイミングで石山寺を散策の日程。
その前に、腹ごしらえを。
大正時代に建てられた蔵を改装した、ジャズが流れるノスタルジックな雰囲気の炭火割烹にてランチです。季節のお野菜を、炊き合わせ、天ぷら、炭火焼と、野菜がメインにもかかわらず、心とお腹が同時に満たされました。調理をされているのが女性お2人というのも、ご縁を感じました。
今、大河ドラマで話題の、紫式部ゆかりの大本山 石山寺へ。秋の木漏れ日が心地よい中歩くみなさんの足取りは軽く。途中、他の女性会さんと思われる方々と何度か遭遇。考えることはみなさま一緒ですね。
天然記念物の硅灰石(けいかいせき)と上に見えるのが国宝の多宝塔(たほうとう)
硅灰石は、水底の石灰岩が花崗岩のマグマに触れ変質した大変珍しい石で、石山寺の名前の所以になっているとのこと。そして、多宝塔は、1194年源頼朝の寄進により建立された、日本三大多宝塔の一つで、最古最美と言われているとのこと。実物は圧巻でした。
紫式部が、この月見亭からびわ湖に映る月を見て、源氏物語を書き始めたとか(諸説あり)。
「光堂」清水の舞台と同じ、懸崖造りの建物。鎌倉時代に実存したと伝えられていたものを2008年に落慶。
私たちも紫式部にあやかりたいと、紫式部像と紫式部人形の前で記念撮影。
紫式部の供養塔の隣には、紫式部を慕って詠んだとされる、松尾芭蕉の句「あけぼのは まだ紫に ほととぎす」の碑があります。
大河ドラマの人物相関図・登場人物紹介、フォトスポット、衣装展示など、ドラマファンはもちろん、見ていない人でも楽しめるスポットです。
予定時間の2時間たっぷり散策し堪能できましたが、また来週あたりの紅葉シーズンや梅や桜など花のシーズンであれば、さらに素敵だったよね~との声も。
今回訪れたびわ湖周辺。パンフレットや懇親会と大会でのお話を聞き、訪れてみたいところがまだまだたくさんあります。
また、機会を作って来たいと思ったのは、私だけではなかったでしょう。
初めての全国大会でしたが、同じく参加したみなさまと貴重な経験ができ、また、行く先々で学びの多い2日間でした。
今後も様々な事業が計画されております。商工会議所女性会に参加してみませんか?世代やお仕事を越えた、素敵な出会いがたくさんあります。
参加人数:10名(事務局2名を含む)
寄稿者:ダイバーシティ委員会 株式会社東横イン 仙台東口1号館・2号館支配人 森直美