【7月/定例常任委員会】講習会開催 2021.7.27(火)
7月常任委員会 ミニ七夕作り講習会2021.7.27(火)
7月の定例常任委員会は講習会「仙台七夕まつり~後世につなぐ伝統と文化~」を会場参加とオンライン参加のハイブリットで開催しました。
会員の株式会社なるみ副社長鳴海厚子さんが講師となり、七夕の持つ意義、そして、ご指導の下、実際にミニ七夕作りに挑戦いたしました。
今回は久々に大会議室で開催しましたが、リモート参加の方にもわかりやすいように大画面に作成されている手元が映し出され、さながら少女たちの集まりのように皆が真剣に、そして心躍らせ楽しく取り組みました。
鳴海さんのお話では、七夕飾りの意味は深く、
「五色の短冊」は書道の上達、「吹き流し」は天の川を表し、「神衣」裁縫上達、子供の成長、「投網」は大漁祈願、「巾着」金運・商売繁盛、「くず籠」質素倹約、「千羽鶴」健康長寿、「くす玉」慰霊
と今も昔も変わらぬ、人々の願いが込められ、時代によって変化を遂げてきたようです。
コロナ禍により、昨年は「仙台七夕まつり」も中止でしたが、今年は規模を縮小しながらも開催される予定です。今回の講習会を担当したビジネス・交流員会高崎委員長が挨拶の中で、途絶えることのない七夕まつりを地元に住む仙台商工会議所女性会の我々が大事に取り組み、伝統を守ることにより、来年以降は「仙台七夕」へ多くの方々を再びお迎えしましょう、と締めくくりました。
私感ではありますが、今回初めて本物の綺麗な和紙を使って七夕飾り作成をし、ひとつひとつの飾りの意義も知りました。飾った作品を多くの方たちに見ていただいて、伝統が持つ人と人の繋がりを大切にしていきたいと感じました。きっと、皆の願いが叶いコロナをも乗り超え、笹の葉と願いがこもったお飾りが風にそよぐ「仙台七夕」が受け継がれていくことでしょう。
(寄稿 ビジネス・交流委員会 東横イン 仙台東口Ⅱ号館 平野ひとみ)
参加人数:18名(内オンライン1名)
担当:ビジネス・交流委員会