座談会/CROSS TALK 2026

●参加者
会 長/医療法人社団 裕歯会 理事 猪股 佳子氏
副会長/株式会社イトオン 取締役 伊勢 千佳子氏
副会長/株式会社ユーメディア 専務取締役 今野 彩子氏
副会長/株式会社本田土地建物 取締役 本田 直子氏
副会長/宮城塩業株式会社 代表取締役 藤居 法子氏
副会長/株式会社東横イン 仙台東口Ⅰ号館・Ⅱ号館 支配人 森 直美氏

“ワンチーム”と“たなばた”へ込めた想い

猪股会長(以下:猪股):今年度から新体制となる女性会ですが、新たに「ワンチーム~つながりを地域へ未来へ~」というテーマを掲げました。「ワンチーム」という言葉は、大阪・関西万博の「大屋根リング」の構想がきっかけです。

多様な文化や言語を持つ人々が集まる中でそれらを一つにまとめるシンボルとして作られたという大屋根リングの制作意図をうかがった時、「女性会も同じかな」と感じました。様々な年代や業種の方が集まり、社会課題を解決するために一つになる。その象徴として私たち女性会は「ワンチーム」という言葉を掲げたい、そうした想いでこのテーマを皆さんで考えました。

本田副会長(以下:本田):これまでは委員会ごとの活動に寄りすぎていた面もあって、今年度からはもっと柔軟に一つになれるように、という意味合いもありましたよね。仙台商工会議所という親会の中の女性会と青年部ではありますが、商工会議所の中でも連携を深めていければとも思います。

猪股:また、今年度は3つの委員会すべてに「たなばた」の名称を加えました。ロゴマークのようなものを付けることによって、それぞれの委員会が動いているけれども「たなばた」でつながっている、というような意味を込めております。

やはり仙台といったら「七夕まつり」、「祭り」が地域住民を巻き込んで一つになっているという文化、そして歴史として伝承されてきたという点は無視できない事実です。地域とのつながりという点では、原点に立ち返るという意味もありますね。

藤居副会長(以下:藤居):最初は、「なぜ、全ての委員会名に七夕?」と理由が気になりましたが、背景を聞いて納得しました。愛称のような感じで「たなばた」とつけることで常に仙台七夕を外に発信できますし、伝統を大事にするという意味でも、すごくいいアイデアだと思いました。

本田:親しみも込めて、ひらがなの「たなばた」になりましたよね。

 藤居:そうでしたね。仙台七夕自体、美しさやロマンチックさ、そしてクリエイティブな部分がありますし、そうした七夕を冠とする女性会ってなんだかすてきだなとも思いました。

「たなばた」でアイデアが交差し、混ざり合う
クリエイティブとDEI

 
伊勢副会長(以下:伊勢):「たなばたクリエイティブ委員会」でも仙台七夕の伝統をさらに浸透させるコンテンツを生み出したいという想いがあります。

会員の皆さんにアンケートを取った際、「こんなことができることを期待しています」という声が多く集まりました。どういうふうに推進していくかはこれから考えていきますが、皆さんの事業ともつながるかたちで何か実現できればいいなという想いで今はおります。

藤居:より多くの学生さんや新しいクリエイターの方々が加わったイベントになれば、また新しい形の伝統に変わっていくでしょうか。女性会としても、経営者目線、女性視点で盛り上げることができれば地域の皆さんの仙台七夕に対する印象も変わるのではと思います。

今野副会長(以下:今野):こうした伝統は、形骸化しているところもたくさんありますよね。新時代の仙台七夕にはこういうものがあればいいよねという想いがつながって、女性会ならではのクリエイティブなプロダクトができれば、そこに風穴が空くと思うんです。何が生まれるか、楽しみですね。

森副会長(以下:森):私は、前年度まで「ダイバーシティ委員会」の委員長を務めていました。当初から継続して、小さいお子さんがいらっしゃっても活動参加の機会を整えたいということはずっと考えています。


ダイバーシティ委員会が始動した当初、お子さんを連れて来られた方がいらっしゃいました。その際、別の参加者の方が「こうしてお子さんが混ざっていること自体、ダイバーシティだし、とてもすてきだよね」とおっしゃって。DEIって難しく考えてしまいがちですけれども、こうしたちょっとしたところから考えていいのだと、肩の力がすっと抜けたことを覚えています。


それに、とにかく色々な方に参加していただける環境を整えることが、最終的に女性会の活動の幅を広げるということも学びました。その学びは今年度からの「たなばたDEI委員会」の委員長にバトンタッチして活動の信念は委ねながらも、サポート役として固定観念を覆して、新しい女性会を見つけていければいいなと思います。


今野:私は、東北のインバウンドがまだまだ少ないということを一つの地域課題とするならば、外国人の方にどう来ていただくか、楽しんでいただくか、また来たいと思っていただくかということも「たなばたDEI委員会」の大きなテーマだと思っています。将来的には、仙台を訪れるきっかけが仙台七夕になればすてきだなというふうに思います。


 また、ダイバーシティって本当は、属性ではなく個人の経験や価値観といった本質的な多様性を求めていかなければいけないものですよね。そこにアンテナを立てられる方は女性経営者に多いのではないかと思っています。


本田:会員さんのアンケートでは、仙台七夕まつりに訪れた小さいお子さんを連れたお母さんが、街中の薬局でなかなかおむつが売っていなくて困るという声も寄せられましたね。そういう、女性会ならではの視点でフォーカスしていきたいですね。

先導者としての「たなばたJプロジェクト委員会」
そして女性会が目指す地域と未来のかたち

本田:広報誌「たばね」の制作や女性会のホームページ更新など担当する「たなばたJプロジェクト委員会」では、これまでの広報活動に留まらず、女性会の中にある経営者の知見を共有する機会も定期的につくっていきたいと考えています。素晴らしい経験をお持ちの会員さんがたくさんいますので、自分たちが元々持っているものを活用し、結集させようということです。

猪股:この委員会では、縁の下の力持ちというよりは、むしろリーダーシップをとって女性会に魅力を加えていくような……結婚式のフラワーシャワーのように、他の2つの委員会と並んで女性会を導き、輝かせるポジションであってほしいと思っています。


藤居:控えめな会員の方もいらっしゃると思いますが、我々が上手く引き出す形で盛り上げていって、予想外のつながりや過程を楽しむことができればすてきかと思います。

今野:引き出すための土壌や余白、遊びがないとカルチャーも生まれないですよね。

伊勢:そうですね。固く考えずにアイデアを出し合って、「それいいね!」というところで同じ方向を向くことができる女性会が理想です。

:DEIについても、意識しすぎずにアイデアを出してもらえたら最終的にDEIにつながるのではと思っています。委員会ごとに様々なことをしても根底に「たなばた」というまとまる場所がありますし、より自由に、そしてワンチームで委員会活動を推進していけそうです。

本田:そして、今年度からは、女性会として仙台の街をもっと良くしていきたいという気持ちも醸成していく3年間にしていきたいですね。

猪股:ワンチームで社会に何かしらの刺激なり影響なりを与えていく。また、チームとして何かしら社会に残す。女性会が様々なつながりを地域と未来へ広げていく存在として盛り上げていきましょうね。

今回座談会を実施した「Aスタジオ大町」は女性会の会員である村上ゆかりさんが代表を務める株式会社アークイメージギャラリーが運営が運営されているレンタルハウススペースで、お仲間内での食事会やアットホームなセミナー、少人数での結婚パーティー、プロ·アマ問わずの撮影や映像制作、展示販売会など、自由な用途でご利用頂ける空間です。大画面モニター等のご用意もあり、お食事のご提供も可能です。

https://a-studio.place


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