60周年記念事業 第一部【コロナ禍の今考えたい 幸せな生き方とは?】 

~R4.2.3開催 60周年記念事業 第一部紹介~

『記念講演会』東北大学大学院経済学研究科教授・地域イノベーション研究センター長 藤本雅彦先生による「幸せな生き方の要件」の講話を拝聴しました。

東日本大震災後、立ち直りの早い人とそうでない人の違いはどこにあるのだろう?と先生は考えたそうです。

調査を進めると、同じ被災者でも支援している人、誰かの役に立っていると感じている人は幸福感が高まることが分かってきました。

先生は人間の幸福感を決定づける最大の要因は「社会性」だと明言されました。

家族、友人そして彼らとの絆の強さが幸せを決定づけるということです。

そして、感謝の気持ちを強く持つ人ほど、より幸せを感じるという研究結果も出ているとのことです。

米国人は自分が満足していることに目を向けるが、日本人は不満足なところに目が行ってそれに囚われてしまうので、幸福度はあまり高くないというお話も興味深かったです。

辛いことがあってもクヨクヨせず、恵まれている点を数え、更に好きなことに夢中になればネガティブな感情でもポジティブな感情に切り替えられると、先生は仰っています。

「幸せ」は自分の心が決めるもの。

そのとき重要なのは健康な心でありそれを保つには感謝の気持ちが不可欠だということを再認識しました。講話の後、藤本先生への御礼に代えて、本日のテーマからインスパイアされて当会副会長の伊勢さんが作詞作曲したミュージカル「プーラ・ルークス」のフィナーレの曲が紹介されました。

「ハーモニーはひとりでは奏でられない」というフレーズを聴きながら記念講演は終了しました。

寄稿:女性活躍委員会 大久裕子

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